- SEOに強い!
- プロが認める仕様!
- レスポンシブデザイン!
などなど・・・。間違ってはいないけど、どれも当たり前の事なんですよね。
それを「他のテンプレートじゃ、こんなのないよ?」って具合に挙げているんですが、ボクには少し疑問に思えます。
確かに賢威テンプレートは「SEOに強い」です。じゃあ「どこがどうSEOに強いのか?」という事を説明したブログ・サイトは殆どありません。
正直、ボクも全てを理解しているワケではありませんし、使いながら見つかっていくものだと思っています。
なので、ボクはそういった漠然とした理由だけでレビューはしません。実際に、自分で使ってみて、
そもそも賢威テンプレートを使う意味ってあるの?
先ほど挙げたありがちな理由から、賢威テンプレートを使う意味はないと思います。
何故なら、SEO対策済みテーマ・テンプレートは無料でいくらでも探せますし、レスポンシブデザイン採用テンプレートはいくらでも転がっています。
プロ仕様の件ですが・・・制作者の松尾茂起さんは、ウェブコンサルティング会社「ウェブライダー」を運営しており、プロのSEOコンサルタントとして超有名な方です。
それにしても、値段が高い・・・。
「賢威はコストパフォーマンスが優れています!」っていうサイトも見かけますが、こんなもんウソもいいトコですわ。
賢威よりも優れたデザインテンプレートは多々あるし、それらは8,000~10,000円が妥当なトコです。
一方、賢威は24,800円と、高額です・・・。
しかし約2.5~3倍のお金を支払ってまで、賢威7を使う理由は何でしょうか?
賢威を使う3つの理由
無料のSEO対策済みテンプレートがあるのに、24,800円という高いお金を出してまで賢威を使う理由は、大きく3つあります。
分からない事が必ず分かる。優れたサポート体制
ボク自身、24,800円という高額なお金を支払っているのは、このサポートに対してだと思っています。
賢威には、購入者しか入れないサポートページが存在します。その中で購入者の疑問を解決するためにフォーラムが設けられています。
ここでは毎日多くの質問が寄せられ、サポートチームが回答しています。この回答内容が、他のテンプレート販売会社とは天と地の差があります。
ボクは他のテンプレート販売会社のテンプレートを購入したりもするので、分からない事があれば販売会社に質問メールを送ったり、フォーラムを利用したりしています。
基本的なインストール方法や設定については回答して貰えますが、カスタマイズに関しては「サポート外になるので回答出来ません。」と言われるのが殆どです。
しかし、賢威のサポート対応は非常に柔軟です!
例えば「画像の大きさの変更したい」場合は、実際にCSSを提示してくれ、購入者はコピペするだけで解決出来る事が殆どだし、
「一覧ページのサムネイル画像の横に記事タイトルを持ってきたい」といった完全にカスタムに入る質問でも、PHPコードを提示してくれて解決に繋がります。
こういった手厚いサポート体制は他には見た事がありませんし、無料テンプレートではあり得ないですね。
アップデートが繰り返され、進化するテンプレート
賢威7は頻繁にアップデートが繰り返されています。
1つ目の内容と被る点がありますが、例えばフォーラムで「こういった機能を追加して欲しい」と要望すると、次回アップデートで盛り込まれている事が多々あります。
ボクも何度かフォーラムで質問した事がありますが、質問した全ての回答に「次回アップデートに盛り込む」と書かれていました。
そのため賢威テンプレートは”売りっぱなし”ではなく、購入後のサポートもしっかりと考えたテンプレートだと言えます。
また「賢威6⇒賢威7」「賢威7⇒賢威8」といった大きな構造変化がある場合でも、1度購入してしまえば無料でアップデートが可能です。
それは、日々変わるSEO対策に「常に対応出来、安心して使える」というメリットがあります。
随所に見られるSEO内部施策
賢威7のみならず、賢威シリーズは「SEOに強い」というのを1番に謳われているWordPress・HTMLテンプレートです。そういった施策がよく分かる点が随所に見つかります。
賢威テンプレート購入を考えた時に、「SEOに強いのか?」というのが1番気になる事だと思うので、少し具体的に説明していきます。

ボクが「すげぇ」と思った賢威7の内的SEO対策!
ボクが賢威テンプレートを購入したのは「賢威5」の時でした。周りの方やネットで褒めちぎられているので、流れで買った感じ。
でも正直、あんまり好きじゃなかったです・・・。内的SEO対策は完璧なのかもしれないけど、デザインが古臭くてどうも好きになれなかったです。
だから賢威6までで、ボクが賢威テンプレートで作ったブログやサイトは殆どありません。昨年に賢威7が先行リリースされ、
シンプルなデザインに好感を持ってから使っていますが、使えば使うほど驚かされる事があったし、もっと早く使っておけば良かったと思う事がありました。それをいくつか紹介したいと思います。
トップページタイトルとサイトタイトルで別のモノを付けられる
サイトタイトルはSEOで1番重要な箇所と言っても過言ではないし、基本中の基本でもあります。ある意味、これをやんなきゃ始まらないってぐらいの事だと思います。
サイトタイトル=トップページタイトルというのが一般的なテンプレートですが、賢威はこの2つのタイトルを別々に設定する事が可能!
賢威のトップページタイトルは、言わばサイトタイトルみたいなモノなので「検索されたいキーワード」「上位表示を目指したいキーワード」で構成する事が出来ます。
サイトタイトルに関しては別のキーワードを含めた内容にしても良いし、長期運営を考えていくならサイトブランディングを考えたタイトルにしても良いでしょう。
サイトブランディングというのはファンを獲得していくなら非常に重要で、最終的には「キーワード+サイト名」で検索されるようになるのが、理想的な形と言えると思います。
それ故、サイトタイトルやトップページタイトルをプラグインなしで個別に付ける事が出来る賢威は、この点だけでも優れていると判断出来てしまいます。
次にSEO対策で重要となるのが見出し(h1~h6)タグです。この見出しを、ヘッダー・メインコンテンツ・サブコンテンツ・フッターに適切に配置する事でGoogleにサイト内容を正しい認識で伝える事が出来ます。
この点においても、賢威はしっかり考えられた配置で作られています。
表示速度を考えた設計がされている
検索エンジンから良い評価を得て、検索結果の上位に入り込むには、ページの表示速度も大きく関わっています。
- SEO対策系のプラグイン
- OGP・Twitterカード・Microdata出力系のプラグイン
- 人気記事出力系のプラグイン
- 関連記事出力系のプラグイン
賢威テンプレートはデフォルトで、こういった機能が備わっているので、上記のようなプラグインで追加する必要がありません。
最近では必須となっているFacebook(OGPタグ)や、Twitter(Twitterカード)、Google+(Microdata)などの各SNSへの出力にも対応しています。
関連記事からの内部リンク施策
関連記事の出力には「カテゴリー」「タグ」「任意のURL」の3つの方法が用意されています。「カテゴリー」「タグ」から出力した場合、
ランダム表示になるので、必ずしも表示させたい記事が載るわけじゃありません。こういった問題点を解決してくれるのが「任意のURL」で出力する方法です。
記事タイトルとURLを入力するだけで、自動的にサムネイルを取得して表示が可能です!しかも「任意のURL」以下のような使い方も出来ます。
例えば、関連記事に外部サイトを表示したい場合にも、サムネル画像を表示してリンクを送る事が出来ます!要は、アナタが運営する別サイトへ自然に被リンクを送る事も出来るんですね。
被リンクを送りたい外部サイトが、OGP設定している必要があります。
人気記事ランキングからの内部リンク施策
訪問者がよく見る記事は、あるキーワードで上位表示している可能性が高いです。そういった人気記事ページを強化するには、
賢威はデフォルトで人気記事ランキングを表示するウィジェットが備わっており、「PV数」「はてブ数」で順位付け、表示方法は6種類用意されています。
ページ送りからの内部リンク施策
ページ送りっていうのは、個別記事下の「次の記事」「前の記事」ってヤツです。ここにも賢威の内部リンク施策が施されています。
賢威を使ってる方で気づいていない方も多いと思う箇所です笑。一般的なテンプレートの殆どが、今見ている記事より「1つ新しい記事」「1つ古い記事」が表示されます。
- テンプレート紹介(カテゴリー):A記事、B記事、C記事、D記事、E記事
- プラグイン紹介(カテゴリー):F記事、G記事、H記事、I記事、J記事
例えば2つのカテゴリーを用意し、それぞれ5つの記事を投稿したとします。
テンプレート紹介カテゴリーに分けられた、個別記事のページ送りには「A、B、C、D、E」の記事しか表示されません。
プラグイン紹介カテゴリーに分けられた、個別記事のページ送りには「F、G、H、I、J」の記事しか表示されません。
ここから分かる事は、賢威のページ送りは「より関連性の高い記事への内部リンク」を作っているという点です。
カテゴリー・タグなどのアーカイブページに独自のコンテンツを追加出来る
巷ではカテゴリーページはindexにした方が良いとか、タグページはnoindexにした方が良いとか言われています。
- タイトル名
- メタディスクリプション
- 追加コンテンツ
- 1カラム・2カラム・2カラムリバースのレイアウト設定
- index・noindex・2ページ目以降noindexのメタ設定
- カテゴリーアイコンのカラー設定
カテゴリー・タグのそれぞれのページで、上記の設定が可能になります。さらに独自コンテンツだけで記事一覧を表示しない、完全な独自コンテンツをアーカイブページに作る事も出来ます。
このアーカイブページのカスタマイズが、ボクが「賢威ってすげぇな!」って思った1番の理由です。
賢威7のデメリット
- カスタマイズには、ある程度の知識が必要
- レスポンシブ対応のYoutube最適化が用意されてるが、イマイチ良くない
- 装飾タグ等の説明が足りない
それぞれについて補足をしておきます。
テンプレートカスタマイズには知識が必要
賢威テンプレートはアフィリエイト初心者、ブログ初心者におすすめと書いてあるサイトや、おすすめしないと書いてあるブログの両方を見かけます。
ボクの意見は「WordPressを触った事もない」という方には、おすすめしません。それより、WordPressの設定やプラグインのインストール方法など覚える事は沢山あります。
そういった超初心者レベルをクリアして「テンプレート何か良いのない?」という方なら、十分に使いこなせるテンプレートだと思っています。
WordPressを使って「アフィリエイトをしたい」とか「ブログ・サイトを運営したい」って方は、必ずカスタマイズの壁にぶち当たります。
カスタマイズをするにはHTML・PHP・CSSの知識がある程度必要ですし、ボク自身も誰かに教わったりしたワケではなく、
ソースを見ながらカスタマイズしては失敗して・・・画面が真っ白になり・・・を繰り返して覚えてきました。
「このテンプレートがいいんだって!」「あのテーマがいいんだって!」ってフラフラしてるぐらいなら、
1つのテンプレートに決めて、じっくりと観察して内部構造やCSS、何でSEOに強いのかって事を常に考えつつ、コンテンツ作りをしていた方が何倍も勉強になります。
ただし、内的SEO施策や内部構造を理解するには、中身がメチャクチャなテンプレートを使っても意味がありません。
HTML5やCSS3、正しいマークアックで作り上げられた「賢威」だからこそ、使っていて「こうなってるんだ!」「なるほどね!」という気づきが生まれます。現段階で、賢威テンプレートの購入を考えている方に対して、
深い所まで話しても理解しづらい部分はあると思いますが、他のテンプレートだったら無視してしまうような小さなHTMLタグでも賢威は記述してます。それだけ基本に忠実なテンプレートなんですよ。
決してデザイン的には華やかなテンプレートではないですが、正しい理解・自分のスキルアップには、もってこいのテンプレートだと考えています。
超初級者レベルを超えた方なら使いこなせるといったのは、そういう理由です。
最適化されてるハズだが、縦横の比率が変わってしまう
Youtube動画のURLをコピペすれば、レスポンシブデザインに最適化されて表示されるのですが、
/*HTML*/
<div class="video-container">ここにiframeタグから始まるYoutubeの埋め込みタグを挿入</div>
/*CSS*/
.video-container {
position: relative;
padding-bottom: 56.25%;
padding-top: 30px;
height: 0;
overflow: hidden;
margin-bottom: 30px;
}
.video-container iframe,
.video-container object,
.video-container embed {
position: absolute;
top: 0;
left: 0;
width: 100%;
height: 100%;
}
縦横の比率が維持されたまま、縮小されているのが分かると思います。
装飾タグのチェックはHTML版を見なければならない
賢威7にはスクロールテーブルやアイコン、吹き出しセリフなどなど、多くの独自装飾タグが用意されています。
ただ、現状ではこれを確認するにはHTML版をダウンロードしてチェックする方法しかないです。一覧ページでも用意してくれたら便利なんですが・・・。
自分で全て書き出して1つのページにするのも良いんですが、結構な量があるので面倒な点ですね。
公式アナウンスでも「HTML版を確認して下さい。」との事なので、これは少し不親切ですね・・・。
こんな方が賢威に向いている!
- WorPressの導入から初期設定は出来る
- SEOの基本はテンプレートに任せたい
- 検索結果1ページ目に上がために努力を惜しまない
- アクセスアップを狙っている
- カスタマイズにチャレンジしたい
- SEOの知識を深めたい
- HTML・PHP・CSSを勉強しながらブログ・サイト運営をしたい
こういった希望や願望を持っている方には、賢威は向いていると思います。賢威テンプレート導入直後は戸惑う点などあるかもしれませんが、
覚える努力と勉強する気持ちがあれば、難なくクリア出来るでしょう。
賢威7の基本情報
販売元 | 株式会社SEMライダー |
---|---|
販売責任者/運営統括責任者 | 松尾茂起 |
所在地 | 京都府京都市中京区十文字町437番地 |
対応 | WordPress / HTML |
テンプレートタイプ |
|
カラーバリエーション | 各テンプレートそれぞれ6色 |
価格 | 24,800円 ※バージョンアップ無料 |
公式サイト | https://rider-store.jp/keni/ |
賢威テンプレートの事で「こんな機能はあるの?」とか「こういうサイト作りたんだけど、賢威使える?」などなど・・・質問がありましたら、是非ご相談下さい。
賢威テンプレートが、アナタのアフィリエイトのプラスになる事を信じています。ボクも頑張りまーす!
MATO-MEMO
賢威テンプレートのレビューを書いてきましたが、実際に賢威がSEOに強いのかって体験してみなきゃ分からない事です。
ボクが書いたこのエントリーは、賢威の購入を悩んでいる方に向けて一生懸命書きました。狙ったキーワードは「賢威7 レビュー」です。
多くの方が既にレビューをして、記事を公開しています。ボクのエントリーなんて、後出しも良いとこ・・・。
でも!
賢威がSEOに強くて、Googleに正しく情報を伝えられるテンプレートなら、きっとこのエントリーは上位に入り込むハズです。
お暇があったら、ブラウザで新しいタブを開いて「賢威7 レビュー」で検索してみて下さい。
こういった実際の結果をちゃんと見て、賢威テンプレートの購入を考えてみて下さい。きっと、賢威テンプレートはアナタのチカラになるはずです。
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