無料ブログにしてもWordPressにしても、ブログサイトを立ち上げた時にやるべき・・・お守り的な設定がping送信です。

負荷軽減などの理由により閉鎖するPingサーバーも多く、現在でも稼働しているサーバーは貴重な存在なんですが、

その中でも有名なgooサーバーは、WordPressからのPing送信を弾きます・・・。

これでは悲しすぎるので、WordPressからでもgooサーバーにPing送信を可能にする方法を紹介します。

何故?gooサーバーがWordpressのping送信をエラーにする理由

そもそもping送信を何故するのかというと、検索エンジンのpingサーバーには無数のブログサイトの更新情報が集まっているので、クローラーが頻繁に回遊しています。

自分のブログサイトで記事を更新した事を通知して、インデックス促進に繋げるワケです。過去にはSEO対策の1つとして用いられていましたが、現在ではその効果は殆どありません。

しかし、立ち上げて間もないブログサイトは他サイトからの外部リンクもないですから、クローラーがやって来づらいです。お守りとしてping送信は、やっておくと良いでしょう。

じゃあ、なんでgooサーバーはWordPressからのping送信を弾き飛ばすのか?

gooサーバーからのスパム判定

早い話gooサーバーは、をスパム判定しているようです。これはWordPress側にも非があります。

WordPressのデフォルトで備わっているPing送信機能は、記事の公開時だけでなく、記事の編集時にも「更新」ボタンを押す度に送信されます。

これはgooサーバーからしたら、たまったもんじゃないですよね。世界で1番利用者の多いWordPressから、どかどか更新通知が来たら・・・それこそ負荷が半端ないです。

だがしかし、受け取って貰いたいのです。

という事で、「WordPress Ping Optimizer」「Smart Update Pinger」の2つのプラグインを使った方法を書きます。

WordPress Ping OptimizerでのPing送信

両プラグインとも、PHPファイルの一部を編集すると送信可能になります。簡単に言うと「WordPressからの更新通知ではないですよ」と偽装してあげます。

プラグイン編集

WordPressダッシュボードから「プラグイン」⇒「プラグイン編集」をクリックします。

編集するプラグインを選択

「編集するプラグインを選択」からWordPress Ping Optimizerを選択します。

WordPress Ping Optimizerの編集箇所

cbnet-ping-optimizer.php」の366~369行目あたりをチェックしてみて下さい。
// using a timeout of 3 seconds should be enough to cover slow servers
    $client = new IXR_Client($server, ((!strlen(trim($path)) || ('/' == $path)) ? false : $path));
    $client->timeout = 3;
    $client->useragent .= ' -- WordPress/'.$this->cbnetpo_wp_version;

4行が1つの括りとなっていますが、編集するのは4行目の「wordpress」という部分です。

// using a timeout of 3 seconds should be enough to cover slow servers
    $client = new IXR_Client($server, ((!strlen(trim($path)) || ('/' == $path)) ? false : $path));
    $client->timeout = 3;
    $client->useragent .= ' -- acronym/'.$this->cbnetpo_wp_version;
これを任意の文字列に変更します。例えば、当サイトであるなら「acronym」といった感じに書き換えて、ファイルを更新します。

gooサーバーへのping送信確認

送信履歴を確認すると、gooサーバーへの送信が成功になっています。プラグインの詳しい説明は下記を参考にして下さい。

ワードプレスでping送信を最適化するWPプラグイン – WordPress Ping Optimizer

Smart Update PingerでのPing送信

Smart Update Pingerのping送信

Smart Update Pingerも同じ方法で編集していきます。

Smart Update Pingerの編集箇所

こちらの方は、PHPファイルが1つしかないので分かりやすいですね。「smart-update-pinger.php」の138~141行目あたりをチェックしましょう。
// using a timeout of 3 seconds should be enough to cover slow servers
    $client = new IXR_Client($server, ((!strlen(trim($path)) || ('/' == $path)) ? false : $path));
    $client->timeout = 3;
    $client->useragent .= ' -- WordPress/'.$wp_version;

同じように4行が1つの括りとなっていますが、編集するのは4行目の「WordPress」という部分です。

// using a timeout of 3 seconds should be enough to cover slow servers
    $client = new IXR_Client($server, ((!strlen(trim($path)) || ('/' == $path)) ? false : $path));
    $client->timeout = 3;
    $client->useragent .= ' -- acronym/'.$wp_version;
これを任意の文字列に変更して、ファイルを更新します。

Smart Update Pingerの送信確認

gooサーバーへのPing送信が成功しました。プラグインに関しては下記を参考にして下さい。

WordPressのping送信を強化・制御するWPプラグイン(日本語対応) – Smart Update Pinger

MATO-MEMO

「WordPress Ping Optimizer」「Smart Update Pinger」ではファイル名が違いますが、基本的には同じ方法でPing送信をしているので編集する箇所は同じです。

もし該当箇所が見つけにくい場合は、ショートカットで「Ctrl+F5」を使って検索すると、簡単に見つける事が出来ます。

プラグインのアップデートがあった時には、再度設定する必要がありますので注意して下さい。

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