BuddyPressのアクティビティページにTwitterツイートを表示する事が出来るWordPressプラグイン「BuddyStream」を紹介します。

無料版と有料のプレミアム版がありますが、利用出来るSNSサイトの違いやサポートの有無、Cronサービスの有無などがあります。

無料版で十分利用出来ますが、利用度によってプレミアム版も考えて見て下さい。サポートって言っても、日本語ではないので必要ないかと思いますが・・・。

プラグインのインストール

BuddyStream

まず、無料版とプレミアム版で利用出来るSNSサイトの違いを紹介しておきます。
無料版
Twitter、Youtube、Last.fm、Frickr
有料版
Facebook、Google+、Vimeo、RSS ※無料版の内容に追加される
無料版では4つのSNSサイト、プレミアム版ではさらに6つのSNSサイトが追加されます。個人的にはTwitterだけで十分かと思います。

BuddyStreamのインストール

ダッシュボードから「プラグイン」⇒「新規追加」をクリックして、プラグイン検索に「BuddyStream」と入力して検索しましょう。

いますぐインストール

BuddyStreamが見つかったら、「いますぐインストール」をクリックします。

プラグインを有効化

「プラグインを有効化」をクリックするとインストールは完了です。

また、FFFTPソフトを利用してインストールする場合は、下記リンクからファイルをダウンロードして「wp-content/plugins」にアップロードして下さい。

BuddyStreamの設定

設定

ダッシュボードサイドメニューから「BuddyStream」をクリックして、設定画面に進みましょう。

BuddyStreamの設定画面

一見、簡単そうに見えるBuddyStreamの設定画面ですが、結構手強いです。

BuddyStreamのプラグインページのレーティングを見ても分かる通り評価があまり良くないです。

ただし、低評価を付ける方の中で「設定方法が分からなかったから」というのも多いので当てになりません。きちんと設定してあげれば、ちゃんと動作します。

Powercentral

Powercentral

Powercentralでは使用するSNSサイトを選択します。ここではTwitterのスイッチをオンにしましょう。

Sync central

post361-8

Import
Twitterツイートをアクティビティページに共有する
Export
アクティビティページの投稿をTwitterに共有する

必要に応じて、スイッチのオンオフを設定します。

General Setting

General Setting

Enable social albums feature.
アルバム機能の有効化
Move social albums under profile navigation.
プロフィールページの下にアルバムタブを追加
Enable sharing on groups and forums.
グループやフォーラムでの共有を有効化
Disable all BuddyStream CSS includes.
BuddyStreamのCSSを無効化
Disable BuddyStream buddybox (popup for images and video’s)
画像や動画のポップアップ表示を無効化
Disable location feature in BuddyStream.
位置情報の無効化

必要に応じて、スイッチのオンオフを設定します。BuddyPressを使用するとどうしてもサイトが重くなりがちなので、個人的には最低限の設定で良いと思います。

ボクのサイトでは4つ目と6つ目をオンに設定しています。

Cronjob Setting

Cronjob Setting

ここまではスイッチの切り替えで簡単に設定が完了しますが、ここからがBuddyStream設定の肝になります。その一つ目がCronjob設定です。

Cronとは?

cron とは、ジョブ(スクリプト)を自動実行するためのデーモンプロセスです。そして、Linux システムの管理を行なう場合、ログのローテートや、バックアップなど、定期的に自動実行したいジョブが数多くあります。

特に、バックアップなどは、システムへの負荷が大きいため、通常は、ユーザからのアクセスが少ない、深夜や早朝に行なわれます。

このように、定期的に実行されるジョブは、crond というデーモンによって、自動的に行なうように管理することができます。

簡単に言うと、実行コマンド(内容)をスケジュール化して定期的に動作させる事です。詳しくは参考記事をご覧下さい。
*/10 * * * * wget --spider http://example.com/wp-content/plugins/buddystream/import.php --connect-timeout=600 --read-timeout=600 --tries=1 --recursive --level=1 -nd --delete-after

BuddyStreamでは上記のコマンドをサーバーのCron設定に入力します。10分毎にCronジョブを作成・ジョブ情報(Twitterツイート)のコピーするといった設定をしていきます。

ここでは絶大な人気を誇り、当サイトでもおすすめするエックスサーバー でその方法を紹介していきます。

Cron設定(エックスサーバー)

Cron設定

エックスサーバーのサーバーパネルにログインし、Cron設定をクリックしましょう。

CRONの追加

「CRONの追加」タブに移動して、BuddyStreamのCronjob Settingに記述されていたコマンドを上記のように入力します。

コメント欄は任意ですので空欄でもOKですが、後から見た時に分かるようにしておく事をおすすめします。最後に「CRON追加」を2回クリックするとCRON設定が完了します。

画像ではexample.comとなっていますが、実際はサイトURLとなります。

CRONの一覧

「CRONの一覧」タブに移動するとコマンドが追加されたのが確認出来ます。「通知アドレス」に関してですが、動作を確認するために最初は設定して下さい。

しかし、BuddyStreamは10分毎にコマンドが実行されるので、10分毎にメールが来る事になります。これは面倒なので、動作確認ができたら通知オフにして良いと思います。

これで終わった!と思いきや、まだやらなきゃならない事があります・・・。

Twitter Appsを作成する

Twitter Application Management

Twitter Application Managementのサイトを開き、Appを作成していきます。

過去にAppを作成した事がある方は一覧が表示されますが、初めての方は画像と同じような表示になると思います。「Create New App」をクリックします。

必須項目の入力

Name・Description・Websiteは必須項目なので、あなたのサイトに合わせて入力して下さい。

Callback URLはTwitterとの連携後、戻るページURLを入力します。ここではトップページに戻るようにしてあります。

Appの作成

ページをスクロールすると利用規約があるので「Yes,I agree」にチェックマークを入れて、Appを作成しましょう。

Appの詳細ページ

Appの詳細ページに自動的に移動します。色々書いてありますが、必要なの3つです。
  • Access level
  • Consumer Key(API Key)
  • Consumer secret(API Secret)
まずAccess levelが「Read and write」になっているかを確認しましょう。もしなっていない場合は「Permissions」タブに移動します。

Read and Writeを選択

「Read and Write」を選択して、「Update Setting」をクリックして変更しましょう。

Keys and Access Tokenタブ

次に「Keys and Access Token」タブに移動し、Consmer KeyとConsumer Secretをメモしておきましょう。

これでTwitter Application Management内での設定は完了です。再度、WPダッシュボードに戻り最後の設定に入っていきます。

Twitterの設定

PowercentralでTwitterのスイッチをオンにすると、WPダッシュボードに「Twitter」という項目が追加されるのでクリックします。

Consumer KeyとConsumer secretの入力

Consumer KeyとConsumer secretを入力して「Save Changes」をクリックします。User optionはユーザー毎に1日あたりのツイート最大取得数を設定する事が出来ます。

「100」と入力すれば、ユーザー毎に1日100ツイートまで取得してくると考えて下さい。また、空欄の場合は無制限で取得します。

ツイート取得の設定

Filters
ツイートに設定した単語があればインポートする
Explict words
ツイートに設定た単語があればブロックする

BuddyStreamでは基本的にTwitterにある全てのツイートを取得します。故にサイト内容に関係ないツイートまで取得してしまう事になります。

必要なツイートのみを取得・不必要なツイートをブロックするフィルタ機能が備わっているので設定する事をおすすめします。

登録ユーザー側の設定

SOCIAL NETWORKSタブ

各登録ユーザーのプロフィール設定ページに「SOCIAL NETWORKS」タブが追加されます。「Twitter」ボタンをクリックして、連携を完了させるとツイートの取得が開始されます。

アクティビティページ

また、アクティビティページにはTwitterアイコンが追加され、投稿をTwitterへ共有する事が出来るようになります。

MATO-MEMO

アクティビティページにTwitterツイートを流し込む事が出来るのは非常に便利なプラグインですよね。

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