BuddyPressのアクティビティページにTwitterツイートを表示する事が出来るWordPressプラグイン「BuddyStream」を紹介します。
無料版と有料のプレミアム版がありますが、利用出来るSNSサイトの違いやサポートの有無、Cronサービスの有無などがあります。
プラグインのインストール
- 無料版
- Twitter、Youtube、Last.fm、Frickr
- 有料版
- Facebook、Google+、Vimeo、RSS ※無料版の内容に追加される
「プラグインを有効化」をクリックするとインストールは完了です。
また、FFFTPソフトを利用してインストールする場合は、下記リンクからファイルをダウンロードして「wp-content/plugins」にアップロードして下さい。
https://ja.wordpress.org/plugins/buddystream/
BuddyStreamの設定
一見、簡単そうに見えるBuddyStreamの設定画面ですが、結構手強いです。
BuddyStreamのプラグインページのレーティングを見ても分かる通り評価があまり良くないです。
ただし、低評価を付ける方の中で「設定方法が分からなかったから」というのも多いので当てになりません。きちんと設定してあげれば、ちゃんと動作します。
Powercentral
Powercentralでは使用するSNSサイトを選択します。ここではTwitterのスイッチをオンにしましょう。
Sync central
- Import
- Twitterツイートをアクティビティページに共有する
- Export
- アクティビティページの投稿をTwitterに共有する
必要に応じて、スイッチのオンオフを設定します。
General Setting
- Enable social albums feature.
- アルバム機能の有効化
- Move social albums under profile navigation.
- プロフィールページの下にアルバムタブを追加
- Enable sharing on groups and forums.
- グループやフォーラムでの共有を有効化
- Disable all BuddyStream CSS includes.
- BuddyStreamのCSSを無効化
- Disable BuddyStream buddybox (popup for images and video’s)
- 画像や動画のポップアップ表示を無効化
- Disable location feature in BuddyStream.
- 位置情報の無効化
必要に応じて、スイッチのオンオフを設定します。BuddyPressを使用するとどうしてもサイトが重くなりがちなので、個人的には最低限の設定で良いと思います。
ボクのサイトでは4つ目と6つ目をオンに設定しています。
Cronjob Setting
Cronとは?
cron とは、ジョブ(スクリプト)を自動実行するためのデーモンプロセスです。そして、Linux システムの管理を行なう場合、ログのローテートや、バックアップなど、定期的に自動実行したいジョブが数多くあります。
特に、バックアップなどは、システムへの負荷が大きいため、通常は、ユーザからのアクセスが少ない、深夜や早朝に行なわれます。
このように、定期的に実行されるジョブは、crond というデーモンによって、自動的に行なうように管理することができます。
引用元:cronの設定ガイド
*/10 * * * * wget --spider http://example.com/wp-content/plugins/buddystream/import.php --connect-timeout=600 --read-timeout=600 --tries=1 --recursive --level=1 -nd --delete-after
BuddyStreamでは上記のコマンドをサーバーのCron設定に入力します。10分毎にCronジョブを作成・ジョブ情報(Twitterツイート)のコピーするといった設定をしていきます。
ここでは絶大な人気を誇り、当サイトでもおすすめするエックスサーバー でその方法を紹介していきます。
Cron設定(エックスサーバー)
「CRONの追加」タブに移動して、BuddyStreamのCronjob Settingに記述されていたコマンドを上記のように入力します。
コメント欄は任意ですので空欄でもOKですが、後から見た時に分かるようにしておく事をおすすめします。最後に「CRON追加」を2回クリックするとCRON設定が完了します。
画像ではexample.comとなっていますが、実際はサイトURLとなります。
「CRONの一覧」タブに移動するとコマンドが追加されたのが確認出来ます。「通知アドレス」に関してですが、動作を確認するために最初は設定して下さい。
しかし、BuddyStreamは10分毎にコマンドが実行されるので、10分毎にメールが来る事になります。これは面倒なので、動作確認ができたら通知オフにして良いと思います。
これで終わった!と思いきや、まだやらなきゃならない事があります・・・。
Twitter Appsを作成する
Twitter Application Managementのサイトを開き、Appを作成していきます。
過去にAppを作成した事がある方は一覧が表示されますが、初めての方は画像と同じような表示になると思います。「Create New App」をクリックします。
Name・Description・Websiteは必須項目なので、あなたのサイトに合わせて入力して下さい。
- Access level
- Consumer Key(API Key)
- Consumer secret(API Secret)
次に「Keys and Access Token」タブに移動し、Consmer KeyとConsumer Secretをメモしておきましょう。
Consumer KeyとConsumer secretを入力して「Save Changes」をクリックします。User optionはユーザー毎に1日あたりのツイート最大取得数を設定する事が出来ます。
- Filters
- ツイートに設定した単語があればインポートする
- Explict words
- ツイートに設定た単語があればブロックする
BuddyStreamでは基本的にTwitterにある全てのツイートを取得します。故にサイト内容に関係ないツイートまで取得してしまう事になります。
必要なツイートのみを取得・不必要なツイートをブロックするフィルタ機能が備わっているので設定する事をおすすめします。
登録ユーザー側の設定
また、アクティビティページにはTwitterアイコンが追加され、投稿をTwitterへ共有する事が出来るようになります。
MATO-MEMO
アクティビティページにTwitterツイートを流し込む事が出来るのは非常に便利なプラグインですよね。
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