目次を自動生成する「Table of Contents Plus」プラグインとの相性が悪いため、独自の目次生成機能が賢威7.0.6から搭載されました。
デフォルトの状態では記事タイトル直下に配置されるんですが「見出しタグの上に表示したい!」というのをよく聞くので、移動方法を書いていきます。
賢威7の目次を10秒で好きな場所を移動する!
最初に書いたように、デフォルトでは記事タイトル直下に目次が生成されます。ボクはタイトル下に画像を挿入する事が多いので、デフォルトの位置ではどうも見た目が悪い。
これが理由で目次生成機能を使わずに、プラグインを使用し続けてる方がいるのも事実!正直、ボクもそうでした・・・移動方法を知るまでは、Table of Contents Plusを使ってました。
でもプラグインを使えば、使える共通コンテンツ機能を捨てる事になる。じゃあ、目次を移動出来たらどうですか?プラグインなんて使う必要なくないですか?
はぃ、この目次は移動出来ます!
<div id="keni_toc"></div>
使用するのはたったこれだけです!このタグをテキストエディタで、表示したい位置に書き込んで下さい。このぐらいのタグなら10秒あれば書けます。
もちろん、デフォルト位置の目次は消えて任意の場所に移動します。ただし、毎回タグを書き込むのも大変!たかが10秒、されど10秒です。今度は挿入を5秒以下に短縮しましょう!
5秒で個別記事・固定ページに目次を挿入する!
賢威7テンプレートにはテキストエディタで使えるボタンが追加されています。ここに目次挿入ボタンを追加してしませば、ワンクリックで目次挿入が出来ます。
$button .= "QTags.addButton( 'toc','目次挿入','<div class=\"keni_toc\">', '</div>', '','toc', '')\n";
ボタンを追加するにはfunctions.phpを編集します。WordPress管理画面の「外観」⇒「テーマの編集」を選択して、functions.phpを表示します。
約2,195行目に「装飾用タグ」という項目があり、テキストエディタで見覚えのあるボタン達がズラリと並んでいます。他の記述と同じように上記をコピペして下さい。
これでボタン追加は完了です!もし、記述場所が分かりづらい場合は「Ctrl+F」を押すと、画面右上に検索欄が表示されます。そこに装飾用タグと入れて検索すれば、簡単に見つかります。
このやり方さえ覚えてしまえば、自由にボタンを追加したり、不必要なボタンを削除する事も出来るので、覚えておいて損はないです。
閲覧するデバイスのフォントによって、ボタン追加コードの半角バックスラッシュ(\)が、円マーク(¥)に見える場合があります。
挿入する際は半角バックスラッシュに直してからご使用下さい。また、functions.phpを編集する際は、必ずバックアップを取りましょう。
目次を非表示にしたい場合は?
ボクは、何でもかんでも目次を表示すれば良いっていうワケではないと思ってます。記事の構成や内容によっては、目次を非表示にした方が良い場合もあります。
個別に設定したい場合は、投稿編集画面に「目次の自動生成」という項目で表示・非表示の設定が可能です。
賢威の設定で非表示にして、個別設定で表示にした場合は、個別設定が優先されます。記事ごとに表示・非表示を適切に設定すると良いでしょう。
MATO-MEMO
冒頭で書いたプラグイン「Table of Contents Plus」の使い方を調べたりすると、目次にはSEOの効果があるという記事をよく目にしますが、それはちょっと違うと思います。
目次自体にSEO効果があるのではなくて、書き手が「目次ありき」で記事構成し、適切なキーワードや関連語を含めるよう考えて見出しを作るから効果が生まれるんだと、ボクは考えています。
もう1点!賢威7の目次機能はscriptで読み込まれてます。ソースを見ても内容は表示されませんのでご注意下さい。
カスタマイズ・対応バージョン
タイプ | バージョン | |
---|---|---|
カスタマイズ時 | スタンダード | Ver. 7.0.6.6 |
対応 | 全タイプ | Ver. 7.0.6~ |
このエントリーの内容は、上記バージョンに対応しています。アップデートがあった場合に、修正されますのでご参考までに。
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